アイデアマラソン
さて、アイディア出しという話題。
アイディアというのは、天から降ってくることもあれば、必死に頭をひねることでも得ることができる。また、アイディアは過去に生み出したものでも、今生み出したものでも同様に価値がある訳で、ならメモっておけ、というのは正しい立場かもしれないなと思った次第。何かといえば、「アイデアマラソン」というテクニックについてである。
アイデアマラソンは、とにかく毎日いつでも思いついたことは全てノートに書き記しておけ、という発想法である。ってこれ発想法といえるのか? 提唱者は樋口健夫さんという方。この人は20年間続けているらしい。すげぇ。
私も基本的にアイディア出しという過程は、クズのアイディアをいくつ出せるかに負っていると思う。良いアイディアは、くだらないアイディア(俗には「思いつき」と呼ばれる)や、いい加減なアイディア(俗には「出まかせ」と呼ばれる)の累々とした屍の上に成り立っている。しかし、それらのクズというかゴミというか、チリというか、そういうったアイディア無しには良いアイディアは出ないともいえよう。
だが、クズやらゴミやら酷いことをいっているが、これらのアイディアも場面を変えれば輝くようなアイディア群になることもよくある話だ。そしてアイディアや思いつきというものはメモが必須である。ただの思いつきなど、人間はすぐに忘れてしまうからである。手帳やらメモ帳やら、ノートやら、そういう媒体に固定してこそアイディアは後に参照できるようになるのだ。
ただ問題はこれらをどのように習慣化し、実行し続けられるかという点。ここをどのようにフォローしていくかが今後の課題になるだろう。
思いつきをビジネスに変える「ノート術」―発想力を鍛えるアイデアマラソン (PHPエル新書)
- 作者: 樋口健夫
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/02
- メディア: 単行本
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