FastFingaがお買い物メモに最適な件

いいインターフェースなので惚れちゃいますよ。

いわゆる手書きメモなのだけど、なかなか面白い。認識枠が無いので、単に画面に大きく書けばいい。iPhoneのタッチパネルだとこれくらい大きく書かないと、文字として認識できない気もする。書いた後も自動縮小されてアンチエイリアシングもかかり、結構読み易くなる。コツとしては、できるだけ文字は大きく書いた方が良い。別に文字認識してくれる訳ではないので、とりあえず自分で分かるように書けばいいのだ。

最初は自動確定を0.21秒にしてみたら、割とさくさくと確定してくれるので、難しい漢字を書かない(書けない)自分としてはこれでいいかなと考えた。カタカナとひらがなの羅列になりがちなのだけど、その分さらさらと気持ちよく書けた。考えを束縛しない程度の速度でメモれるので嬉しい。ただ、しばらく使っていたら、難しい漢字を書こうとすると途中で確定しちゃうことに気づいたので、iPhoneを左手で持ちつつ、右手人差し指で文字を書き、左手親指で確定っていう方法で書くようになった。これも自然なインターフェース。さらっぽん、さらっぽん、さらさらぽんという感じにテンポ良く書けて小気味良い。

しかし、自分としてはこのアプリで長文を書く気にはならないので(長文を書く時はその文章をどこかで再利用するつもりで書くので、手書きメモでは今ひとつなのだ)、使い道を考えてみた。いや、実は考える前にお買い物に行くことになったので買い物メモを試しにFastFingaで取ってみたというのが正しい。

で、これがドンピシャ。

お買い物メモというのは、目的を達成した後では破棄されるだけの存在なので、別段へたくそな手書き文字でも良い。そしてお買い物メモくらいなら、現状の様々なメモアプリで、キーボードを打って日本語の変換を行うよりも速い。そんな訳でさらっと書いてすぐに使って必要なら書き出すし、必要ないならそのままページを増やすぐらいの勢いで使ってみている。いいよ、これ。


FastFinga
今日書いたお買い物メモ。トイレットペーパーとか買った。

あとそういう意味では思いついたものを速記するのにいいかも。後で見返して別の端末で清書しつつアイディアをまとめあげる、というのが利用の前提になるけど。

これ入れてから他の手書きメモソフトは全てアンインストールしたのだけど、別段不自由は感じていない。しばらく手書きメモは、この一本で試して行こうかな。