そろそろ手ぶら環境を本気で構築していく覚悟を決めたい

手ぶら環境に憧れる。
普段から大きな鞄に色々詰めて持ち運ぶことが多い。考えてみたら中学校ぐらいからその傾向がある。いや、もしかしたら小学校からかも。ランドセルはいつもパンパンだった。何故?
なので、手ぶらで外出することに微妙な恐怖と憧れがある。でも、iPhoneを一年使い続けてみて、また最近のオンラインストレージの状況を考えるに、そろそろ手ぶら環境を構築できるんじゃないだろうかと考えてみた。

まず、手帳をiPhoneに一本化できるだろうか。
今はほぼ日手帳に色々と記入しているのだけど、iCal(今日がiCalの発表日でしたね)でしっかり管理するのであれば、おそらく問題なく移行可能だ。MobileMe経由でiPhoneに自動同期されるので、同期の手間すら無い。続いて住所録。これも連絡先はiPhoneに入っているし、MobileMeに同期しているので問題無し。

日々のメモはどうか?
メモは多くをほぼ日手帳に簡易的な日誌のようなメモを取ったりしているので、この部分が何とかなれば良い。あとは図を書いたりといった点については、もう多機能ペンを一本とノートを一冊用意して、ポケットに詰めておこう。むしろA4の紙を折ったものを財布に詰めておけという話かもしれない。ただ、職業柄プリントアウトを持ち運ぶ必要がある場面も少なく無い。これのためにはカバーが必要だ。

といったところで、現在想定されている手ぶら環境。

・財布(カード類を生で持ち歩くのはちょっと抵抗がある)
iPhone(主な資料もPDFにして持ち運ぶ)
・マルチペン(コレトの4軸を想定。もっと小さい方がいいかも?)
・鍵(さすがに鍵は代用が効かない)
超整理手帳のカバーに白紙とプリントアウトを挟んだ物(暫定)

最後のものが結構ネックになっている。冬場はジャケットの内側に入れておけばいいけど、夏場はどうしようもないからだ。ちなみに紙のメモも書いた後でiPhoneで撮影し、クラウドに取り込んでしまえば良いかなとも考え中。まだ模索中。

これが一応最低限の環境になるのかなあと考えているのだけど、なかなか先は長そうだ。

次に手持ちの資料類をPDF化し、オンラインストレージに置く、という方針。特に教科書の類をPDFにして持ち歩くのは、なかなか厳しそうではあるので、PDF化したものを各所でダウンロードできるようにしよう、という計画。

ありがたいことにほぼ全ての仕事環境でPCとネットワークが利用できるので、それならPDF化したデータをありとあらゆるところから参照できるようにすればいいのではないか、と考えている訳だ(この辺り著作権的にどうなのかという突っ込みが入りそうだが、とりあえず運用してみる方向で考えている)。

この一つ前は「全ての環境と自宅に教科書を1冊ずつ置く」という対処だったのだが、個別ロッカーを与えてくれない所もあったので、とりあえずは現状この方針で行くことになりそう。

とにかく最後の戦いは、「移動の間に読むべきものをどのように扱うか」という話になっていくようだ。全てがテキストデータなら簡単なのだが、さすがにスキャンした画像データを追いかけるにはiPhoneの画面サイズでは微妙でもある。このあたりを上手に解決できさえすれば、ポケットにiPhoneと鍵と財布とペンと手帳だけ(だけ?)を詰めて出かけられるような気がする。

(ただ、手帳よりデジカメを持ち運んで、その場でスキャナよろしく取り込む方が良いという意見もある)