ビロードのうさぎ

ビロードのうさぎ

プーさんの前にとにかく家にあって今の気分にずっしり来るものはこいつ．
ちょっと涙腺決壊中．ある意味明日以降にもダメージを残しそうなそんな感じ．

ぬいぐるみはそんなに持っていなかった（男の子だったからね）ので，思い入れは無かったのだけど，子供の頃は，レゴが好きでした．宇宙船とか飛行機とか作って遊びました．あとは四角とか丸とかの板ゴム製のマグネット．これで暖房器のスチールの側面に車や電車を描くのも好きだったなあ（なんだ，ベクターで絵を描くみたいじゃないか）．あとは絵本．何か色々おもちゃも買ってもらったし，気に入っていたものも持っていたんだけど，弟とのコミュニケーションツールだったみたい．自動車好きじゃなかったけど，弟は自動車好きだからフォローする，みたいな感じで．

小学校低学年ぐらいに，レゴは卒業したんじゃないかな．でも捨てなかった．我が家はなぜか子供のおもちゃを捨てなかったような気がする．全部たぶん実家にまだ，ある．一部は捨てちゃっただろうけど．

子供の頃のおもちゃって，当然手に取らなくなるんだけど，大学に合格した春だったかな．いや，大学院の最初の春かな．レゴがやりたいと思い，おもちゃ箱をひっくり返してレゴを出して来て遊びました．どれくらいかな．その日で熱は去ったと思うんだけど．

両親がひどく心配したのを覚えています．

たぶん幼年期ってのは，ずっとどこかに残ってるんだろうなぁと，プーさんとビロードのうさぎを両方読んでぼんやりと．

それはでも弔いの気持ちか何かなのかもしれず．全然整理できていない感情のまま垂れ流しておこうと思った結果の投げっぱなしのエントリです．

うーん．まだ自分の中で幼年期を消化できてないのかもなあ．とぶつくさ思ってる三十代後半はどうかと思う訳ですが．